円空(えんくう、寛永9年(1632年) - 元禄8年7月15日 (旧暦) 7月15日(1695年8月24日))は、江戸時代初期、美濃国(現岐阜県)に生まれ、伊吹山太平寺で修行を積んだといわれる旅の仏師。木喰の柔和で穏やかな表情の仏に対し、円空のそれはゴツゴツとした野性味に溢れながらも不可思議な微笑をたたえている。一刀彫という独特の彫りが、彼の作品の個性を引き立てている。
飛騨、美濃地方の各地に円空の作品と伝えられる木彫りの仏像が数多く残されている。生涯に12万体の仏像を彫ったという。そのうち、岐阜県内にあるものだけで、1000体を数える。多作だが、雑なものはなく、それぞれの個性をもった円空仏になっているところに彼の真価がある。
円空の詳細

歓喜する円空
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