森有正(もり ありまさ)(1911年-1976年)は、日本の哲学者、フランス文学者。東京都生まれ。明治時代の政治家森有礼の孫に当たる。父親の森明は、有礼の三男で、キリスト教学者、牧師。有正は、東京大学文学部哲学科を卒業、まず東京大学の副手、東京女子大学講師などを経て、1945年東京大学助教授に就任。第二次世界大戦後、海外への留学が再び再開になったその第一陣として1950年フランスに留学。デカルト、パスカルの研究をするが、そのままパリに留まり、東京大学を退職。パリ大学東洋語学校で日本語、日本文化を教えた。
晩年、哲学的なエッセイを多数執筆注目を浴びる。それがもとでしばしば日本に帰国し公演や短期の集中講義なども行う。
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